Primax > ポール・アイズピリ
スペイン国境地近くに住むバスク人の血をひく、ポール・アイズピリは1919年パリに生まれる。1936年エコール・デ・ボザールで学び、1945年にはサロン・ドートンヌの会員となる。パリの新人登竜門として権威ある「青年絵画展」で入賞、1951年にヴェニス・ヴィエンナーレにてナショナル大賞を受賞し、画家としての地位を築いている。 |
近作では、子供、自転車、飛行機、鳥、魚、太陽など馴染み深いモチーフが、パリ、サントロペ、そしてヴェニスの空を自由に軽やかに舞い遊び、画家の想いが歓びに満ちた夢の世界へと拡がる新たな画風が誕生している。鮮やかな色彩が織り成すアイズピリの世界は、私たちをやわらかくつつみ込む陽だまりのあたたかさに満ち溢れ、自然と家族をこよなく愛する画家の心が躍如としている。 |
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